婚約した、結婚前に同棲することになった…という場合に、必要なのが『ルール決め』
これがしっかりできるかできないかで、同棲がうまくいくか、ひいては幸せな結婚に結び付くかが変わってきます。
同棲前にルールを決めよう!
●生活のルールをしっかり設定
「これだけは譲れない」「これだけは守ってほしい」というルールを事前に話し合いましょう。これまでお互いの生活リズムで生きてきたので、いきなり他人と合わせるのはつらいもの。「なんでこんなやり方をするんだ?」というイライラが重なり破綻してしまうカップルもいます。
ですが、最初に「私はこういうやり方」「僕はこういう生活」という話し合いができていれば、「そっか、相手はこんな考えを持っていたんだ」「マイルールややり方があるのね」と理解ができ、歩み寄りや妥協点を模索することができますから、衝突することが減るんです。
●部屋は二部屋以上を確保
「いつでも一緒にいたい♪」「お金、節約したいし…」とワンルームに同棲する方もいますが、あまりうまくいったケースを聞きません。ずっと同じ部屋に顔を突き合わせているのは、逃げ場もなく、どれほど仲が良くてもなかなかつらいものがあります。経済的な事情もあるでしょうが、やはりそれぞれが自分の部屋を持てるのがベストです。
自分のテリトリーがあると安心しますし、ケンカした時も少し離れて冷却の時間を置くことができます。テレワークの方も増えているので、それぞれの作業スペースがあると助かりますよね。
●家事の役割分担は必須
女性はとくに、最初のうち張り切って彼に見栄を張ろうとしてしまうもの。「日々の家事は任せて♪」なんて”良い奥さんキャンペーン”をしてしまいがち。これは同棲を短命に終わらせる悪手なんです。どちらかに負担がかかる生活は日に日に不満が蓄積されていくもの。
「私ばかり家事を負担していてつらい…」「なんで彼はゴミ出しの一つもしてくれないの?!」等々、モヤモヤが溜まっていきます。”でも自分がやるって言い出したから今更キツいって言えない…相手が察して助けてくれないかな…”なんて期待しては失望し、しまいに「言わなくても気づいてよ!」「もう一緒に暮らすのはこりごり!」と同棲を解消してしまうことも。
家事の分担やお金のことはあやふやにせず最初にきちんと話し合い、お互いに納得して決められるようにしましょう。
まとめ
同棲で大切なのは思いやりと気配りです。自分の気持ちを押し付けるだけではなく、話し合って妥協していくことも重要になります。最初に「いいかっこしぃ」をしてしまうと後から自分がつらくなってしまうので、事前にしっかりと自分の意見を主張することが円満な同棲生活の秘訣なんです。