子の婚活に親が出る
「あんたいつ結婚すんのよ!」
「恋人とかいないのか?」
母親は開口一番ガミガミ、新聞のカゲからは父親がチラチラ…。
毎度繰り返す親とのやりとり。
「子どもまだ?」「えっ!結婚してないの!?」
「私はアンタくらいの時は3人産んでたわよ!まったく近頃の若いのは…」
親戚からは定番ごあいさつ。
「あーもう、ウンザリ! ほっといてよ!!」と怒ったことのある
婚活中のおひとりさま女性、いませんか?
「結婚≠幸せ」なのはわかる …けど
『価値観が多様化した現代、結婚だけが幸福ではない』
『子供を必ず作る決まりもない』と訴える
著名人や書籍、番組が増えていますよね。
「ライフスタイルの柔軟性を認める」意識は
幅広い世代に広まっているのを感じます。
そうはいうものの、親というものはわが子に
「人並みの幸せ」を与えたいと願うもの。
「独身貴族、子供を持たない選択、同性婚…
うんうん、良いと思うよ。・・・でもさぁ。
ウチの子は結婚して、孫の顔見せて欲しいな~」
なんてホンネでは思っていたりします。
親が頑張る! 『代理婚活』
そうした「親の願い」が形になったのが
数年前から開催されている「親による代理婚活」
10年ほど前、就活中の子どもを持った両親を対象とした
「親向け就活セミナー」が話題になっていました。
「成人した子息の就職に、両親が出てくる時代なのか…」と
世間から戦慄をもって受け止められていた記憶があります。
「子供の婚活を親がするの?過保護では?」と
感じる人もいるかもしれませんが
「代理婚活」は親同士が経歴を吟味して子に面談話を薦める…
ぶっちゃけ昔の「お見合い」と変わりないんですよね。
『自ら出会いを見つけるのが苦手』な人にとっては
親からのお見合いの提案も「ありがたいチャンス」の一つかもしれません。
何も言われなくなるのも…
「いつかいい人が見つかるといいけど…
まあ、あんたが健康で幸せならそれでいいわ」
「別に結婚なんて、無理しなくていいんだぞ?
寂しくなったらいつでも帰ってこい!」
未婚のわが子が年齢を重ねるにつれて…
なんだか諦めたらしい両親がそんなことを言い出し
デリカシーゼロの親戚すら「いまは結婚しなくても楽しい事あるよ!」と
なぐさめモードになる始末。
親や親族からの「結婚しろ!」プレッシャーは苦痛ですが
それらがパッタリと無くなって
やたらと気を遣われてしまうのも、なにやらツライ。
色々と言われているうちが華なのかもしれませんね!
いつかは親孝行できたら… |
いかがでしたか? 現代社会は価値観も複雑化・多様化しています。
必ずしも「結婚しなければいけない」という世の中ではなくなっています。 とはいえ、多くの親としては「なんでもいいから結婚してほしい」わけではなく 「愛する人と一生を幸せに暮らして欲しい」というのが「ホンネ」なんですよね。 いつか両親に結婚式での幸せな姿を見せてあげられるように、婚活頑張りましょう! |